2018年4月25日JR福知山線脱線事故から13年目 負傷者の思い

今日であの事故から13年目となります。本日、尼崎市での慰霊式典に参加してきました。
遺族の方や後遺障害の残る負傷者の方々にとって、13年の年月が経過しても辛い日に変わりはありません。

私も負傷者の1人として振り返ればあっという間の13年間ですが、あの事故を契機にさまざまなことがありました。
事故の惨状は今も脳裏に焼き付いています。線路上に投げ出された乗客はかすかに動いていたものの虫の息で見る見るうちに、顔色は土色に変色していき絶命していきました。その場で何もすることもできない無力さを感じながら、ただただ茫然と立ち尽くすしかありませんでした。

私自身も肋骨骨折や全身打撲、頭部強打があったため脳神経外科医を探す必要に迫られました。
その際に有料サイトや書籍など宣伝のためのドクター情報が氾濫していることを知りました。
月額3万円のサイト掲載料を支払えば、誰でも名医扱いされる有料サイトもあります。
広告会社からすれば、どんなドクターでも掲載料を支払えばお客様になるのです。

人命や健康を担うドクター情報こそ、広告宣伝でない信頼できる情報が必要ではないのでしょうか?
そんな疑問が湧き起こりました。

信頼できるドクター情報が世の中にないのであれば、「医師自身もしくは、医師の家族の治療を委ねても良いと思える医師」を同じ医師からの情報で紹介してみようと思い立ちました。

JR事故の際に何も手助けできなかった悔しさと企業の儲け主義体質に対する反感もあり、たった1人の個人で2006年4月からドクター推薦されたドクターだけのサイト(おすすめドクター)の運営をスタートさせました。
趣旨に賛同いただけたドクターを無料でサイトに紹介しています。

今はスタートして12年目となり、多くのドクターとの素晴らしい出会いがあり、自分自身の主治医も見つかりました。
また、趣旨に賛同した取材メンバーも全国で20名程度集まり取材の協力もしてくれています。
おすすめドクターは、ボランティア活動のため、メンバーも無報酬です。
おすすめドクターの掲載条件は、お金ではなく、ドクターからの推薦が条件になります。

ボランティアのおすすめドクターは、大手有料サイト会社のようにテレビCMを流す資金力も、組織力もありません。

しかし、信頼できるドクターが集う唯一のサイトであれば、社会的な存在価値はあるのではないでしょうか?

多くの患者さんに認知されて、世に役立つのであれば、初志貫徹の思いでこれからもこの活動に取組んでいきたいと考えております。

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